クロスメディアとは|クロスメディアの導入と活用|ブランディングとは|ブランディングの導入と活用
クロスメディアとは、ホームページだけでなく、展示会、パンフレット、新聞・雑誌広告など様々なメディアを複合的に利用することによって相乗効果を生み出し、単体でのPR活動よりも高い効果を狙う方法のことです。
かつてAIDMAの法則がマーケティングの基本とされていた時代には、企業からの一方的なメッセージであるマス広告と、展示会での体験・対話という販促活動の間には大きな隔たりがありました。しかしそれらの両方に関わることのできるホームページというメディアが普及し、ユーザーの購買行動の中にsearch(検索)やshare(共有)といった行動が加わりました(AISASの法則)。これによって、すべてのメディアを包括した複合的PR活動が求められる時代となったのです。
製品・サービスの購入やお問い合わせなど、各企業の目的達成のために、どのメディアの内容をどれくらい充実させ、さらにそれらを連動させることでどれだけのシナジー効果を生み出せるか。これを考えるのがクロスメディアです。
クロスメディアを的確に行うためには、それぞれのメディアの特性を知るだけでなく、自社の製品・サービスの特長・強み、さらにターゲットとなる層の特性まで踏まえた複合的な視点が必要です。
クロスメディアの活用・導入ですが、難しく考える必要はありません。まずは展示会に出展する、雑誌や新聞に広告を掲載するなどの際に、きちんとホームページと連動させるということが大切です。
展示会に出展するのに、その告知がホームページ上になかったらどうでしょう。展示会場で名刺交換をした来場者が、自社に戻ってホームページを閲覧した際に、PRしたことが掲載されてなかったら。
最近「続きはホームページで」と謳われる広告をよく目にします。まず他のメディアによってきっかけをつくりホームページへ誘導し、ホームページのコンテンツで関心を高め、製品・サービスの購入やお問い合わせに繋げる。これはクロスメディアの王道であり、現在でもすでに多くの企業が試みています。
ここでは、大まかなクロスメディア戦略シートを、以下の手順で作成します。
1.Microsoft Excelで、以下のようなシートを作成します。 |
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2.わかる範囲で、スケジュールを記入します。 |
如何でしょうか。ホームページに反映すべき項目は見つかったでしょうか。まずは、概要を作成し、詳細はガントチャートなどで管理するとよいでしょう。
ブランディングとは、企業が顧客にとって価値あるブランドを創り上げるための活動を指します。大中小問わず、どんな企業でもPR活動は、営業にせよリクルートにせよ必要なもの。
自社の製品・サービスに自信があっても、それらをどのようにPRしていけばよいのか。自社がお客様に提供できる価値を、出来るだけ端的に表現することを常に考えていく必要があります。それが継続できれば、歴史が生まれ、哲学が生まれ、ストーリーも生まれてきます。それらにお客様は共感を覚え、ファンになってくれるのです。
ブランドというと、すぐ浮かぶのはロゴやブランドネームなどかもしれませんが、それらはあくまでも一部。自社の歴史や哲学、ストーリーを端的に表すものに過ぎません。自社がどんな価値をお客様に提供できるのか、真摯に向き合って考えてみてください。それを考え続けることがブランディングの第一歩になります。
ブランディングの導入は、自社の歴史や哲学、ストーリーを見直すことからはじまります。社長挨拶、経営理念、会社沿革、社名の由来など適当に考えてないでしょうか。案外みられているところなので、是非注意してみてください。ないようなら、まずはアウトプット。じっくり考えるのではなく、書き出すようにしましょう。完璧でなくても問題ありません、少しずつでも継続することが大事です。難しいようなら、「自社の強み・特徴を知る」を参考にしてください。
次に名刺や封筒、資料テンプレートやメールの署名などの販促ツールをみてみましょう。例えば会社のロゴはあるでしょうか。ブランドネームはどうでしょう。あるとしたら、販促ツールにきちんと反映されているでしょうか。案外適当につくってしまっているのをよく目にします。
普段お客様とやりとりされている、見積書や注文書、納品書や受領書、メールの署名などにも、PRのチャンスは意外とあるものです。しっかり活用するようにしましょう。
ここでは、メールの署名を、以下の手順で作成します。
1.Microsoft Outlook Expressを立ち上げて、「ツール」→「オプション」を選びます。 |
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2.オプションダイアログが開いたら、「署名」タブを選びます。 |
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3.実際に署名が入るかどうか、確認します。「メールの作成」をクリックしましょう。 |
如何でしょうか。他にもPRできそうなものが見つかったのではないでしょうか。是非どんどん活用していってください。